任侠電器第101回:阿岐本、昇に詫びを入れ店の歴史を学ぶ
任侠電器第101回:阿岐本、昇に詫びを入れ店の歴史を学ぶ

阿岐本は昇のもとを突然訪ね、「やあ、突然すみませんね」と切り出した。昇は「お話なら、また先日のお店などを用意しましたのに……」と応じたが、阿岐本は「話をするのに、いちいち飯を食う必要はありませんよ。それに今日は、お詫びに上がったんですから……」と続けた。

詫びの理由

「お詫び……?」と昇が問い返すと、阿岐本は「昨日は、突然お店をお訪ねして、申し訳ありませんでした。営業妨害するつもりかと、社長に叱られました」と説明した。これに対し昇は「すみません。オヤジがいつも失礼なことを申しまして……」と謝罪したが、阿岐本は「いや。何度も申しますが、社長がおっしゃることがまっとうなんです」と社長の立場を擁護した。

店の歴史

昇は「それに、お店にいらしたことを詫びる必要はありません。私のお願いを真剣に考えてくださっているということですから……」と述べ、阿岐本が店を訪れたことを肯定的に捉えた。阿岐本は「伊達さんやおかみさんからお話をうかがって、いろいろと勉強になりました」と語り、昇が「どんな話を聞かれたんです?」と興味を示す。阿岐本は淡々と「お店はおじいさまが作られたそうですね。工科の学生だったとか……。戦後にお店を開かれて、今の社長が二代目を継がれた……」と説明した。昇は「ええ。そのとおりですが、そんなことならわざわざお店にいらっしゃらなくても、私がお話ししますよ」と応じた。

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