電話を受けた昇は、阿岐本代表が自ら訪ねてきたことに驚きの声を上げた。「えっ?こちらにいらっしゃるのですか?」と問う昇に、相手は「昨日は突然お訪ねしたので、代表はそのことについてご説明申し上げたいようです」と伝えた。昇が「いや、わざわざそんな……」と遠慮するも、相手は「ご都合はいかがですか?」と押し切り、後ほど再度電話すると告げて通話を終えた。
車内での待機と指示
車の準備が整うと、一行はすぐに出発。助手席の日村が後部座席の阿岐本に「お店を訪ねますか?」と尋ねたが、阿岐本は「いや。ヤクザがウロチョロするなと社長に言われたからな」と否定。さらに「昇さんだって、ヤクザ者(もん)と茶あ飲んでるところなんざ、人に見られたくねえだろう。車の中で話をしよう。稔、この間の駐車場に停(と)めな」と指示した。稔は「わかりました」と応じた。
昇との対面
日村は再び昇に電話を入れ、「近くの駐車場に車を停めています。土手のほうです」と伝えると、昇は「ああ、あそこの駐車場ですね。わかります」と理解を示した。日村が「そこで待っています」と言うと、昇も「わかりました」と応じた。約5分後、昇が到着。日村は車を降りて昇を出迎え、後部座席に案内した後、自身は助手席に戻った。



