歌手の未唯mie(みい)が、デビュー50周年、ソロ45周年を記念したコンサートに臨む。当日は新曲から始まり、後半は時代を遡ってピンク・レディーの曲を歌う。「ベスト・オブ・ベスト、これぞ未唯mieという楽曲をそろえた。難しいことを考えず、思い切り楽しんでほしい」と意気込んでいる。
新曲「Anti Limit」に込めた思い
新曲の「Anti Limit」(ビクター)は「限界なんてない」と励ます応援歌。「蹴とばしてこう 誰かの視線 もう超自然」と歌う、エネルギッシュかつ挑発的な歌詞は、幼少期からピンク・レディーのファンだというジェーン・スーが手がけた。「ジェーンさんには『私に言ってほしいことを言わせて』と伝えました。今の私がこの表現をするのは面白いと思います」と感じている。
ディスコナンバーに仕上がった新曲には、ピンク・レディーの恩師である振付家の土居甫(2007年死去)への思いも乗せる。「土居先生が『2人をディスコクイーンにしてみせる』と言ってくださり、赤坂のディスコに行ったことも思い出します。振り付けで注目されたのは『UFO』のような形態模写というべき部分だったけど、今回は改めてディスコを研究して、土居先生のやりたかったことを表現したい」と語る。
ピンク・レディーからソロへ
ピンク・レディーは1976年にデビューし、81年の解散まで4年7か月を駆け抜けた。解散後にソロデビューし、「NEVER」などのヒット曲を歌った。「たくさんの出会いがあってここまで来た。まずピンク・レディーになれたことが奇跡だった」と振り返り、「最初は事務所に支えてもらい、枠を決めてもらって、その中で頑張ってきた。解散して独立して、『私って何だろう』というところに立ち返った」ことがソロ活動での転換点だった。
幼少期は厳しい家庭で育ち、自分の感情を表に出せない内気な子どもだった。中学校で演劇部に所属したことが、気持ちを出せるきっかけになった。「曲や詞に自分の気持ちを乗せれば表に出せる。歌い続けることは私であるための表現なのです」と、活動を続ける意味を見いだしている。
コンサートの詳細と今後の展望
「100%じゃ足りない、120%の自分を見てもらおうと発破をかけてやってきた」という自負もある。一方で、少し考え方も変わり「自分にむち打つというより、常識や人の目といった自分でつけている枷を外せばもっと輝ける。そういう歌を歌いたいと思います」と語った。
コンサートは9月19日午後5時半、有楽町の東京国際フォーラムで開催。問い合わせはディスクガレージの公式サイトへ。チケットはチケットぴあなどのサイトから購入できる。



