河合優実、難民キャンプ初訪問で感じた現実「自分の目で見ないと分からない」
河合優実、難民キャンプ初訪問で感じた現実

俳優の河合優実が18日、東京都内で開催された『FAST RETAILING × UNHCR 共同メディア説明会』にゲストとして出席した。6月20日の「世界難民の日」を前にしたこの説明会で、河合は今年1月に訪れたバングラデシュのロヒンギャ難民キャンプでの経験を語った。

「100万人ではなく、一人ひとりの個人」

河合は「100万人という数字ではなく、一人ひとりがそれぞれの生活を送っている個人なんだという実態を近くで見ることができた」と述べ、難民の個々の生活に触れた経験を強調した。

説明会では、最新の「グローバル・トレンズ・レポート」に基づく世界の難民情勢が紹介され、ファーストリテイリングの難民支援活動や新たな取り組みについても説明が行われた。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

映画ナレーションがきっかけで関心深める

河合は、難民キャンプの子どもを描いた映画『LOST LAND/ロストランド』(藤元明監督)で予告編ナレーションを担当したことを契機にロヒンギャ難民への関心を深めた。その後、ユニクロから視察プログラムへの参加を打診され、現地を訪問した。

現地では3日間にわたり、難民キャンプの登録施設や食料配給所、女性支援施設などを見学。ユニクロが支援する縫製センターも訪れ、難民女性の自立支援の現場を視察した。

「自分の目で見ないと分からないことが多かった」

河合は「インターネットでいくらでも調べられるし、数字や情報も出てくる。でも実際に自分の目で見ないと分からないことが本当に多かった」と振り返る。俳優としての自身についても「お芝居以外にも影響力を持ち、発信できる声があると強く感じた。自分が見たことを伝えていきたい」と語った。

特に印象に残ったのは、縫製センターで働く女性との交流だ。女性は縫製技術を学びながら収入を得て家族を支えており、河合は実際にその住居も訪問した。「縫製センターで働き始めたことで生活が大きく変わったと本人から伝わってきた」と述べ、「毎日食事を作り、洗濯し、トイレに行くという当たり前の生活がそこにもあると感じた。困難だけでなく、うれしいことがあれば笑い、趣味もある」と説明。ダンスが好きだと話す女性との会話を振り返り、「あまりにも違う環境で暮らしているが、同じように生活する人間同士だと強く感じた」と明かした。

説明会では支援の新たな取り組みも発表

説明会には国連難民高等弁務官のバルハム・サーレハ氏がビデオメッセージで出演。UNHCR駐日代表の柏富美子氏、ファーストリテイリング取締役グループ上席執行役員の柳井康治氏、同財団副事務局長の城間千佳野氏も登壇し、深刻化する世界の難民問題と今後の支援の在り方について意見を交わした。また、花を通じた難民支援「UNIQLO×FLOWER×世界難民の日 チャリティキャンペーン」の開始も発表された。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ