読売テレビ・日本テレビ系の夏恒例『Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2026』が、きょう2日午後7時から放送される。初の「3時間スペシャル」で届ける。
『鳥人間コンテスト』は1977年に始まり、「空を飛びたい」という人間の根源的な夢に挑み続け、今回で第48回を迎える。今年は、7月25日・26日に滋賀県彦根市の琵琶湖・松原湖岸で開催され、「人力プロペラ機」と「滑空機」の2部門の機体が羽ばたいた。
滑空機部門の見どころ
「滑空機」は、プロペラなどの動力を持たない機体で、飛び出した勢いと風の力を操り、飛行距離を競う。風を読むセンスと巧みな体重移動で機体をいかにコントロールできるかが勝負のカギを握る。昨年452.64メートルを飛行し、学生記録を樹立したディフェンディングチャンピオン「上智大学 Flying Turkeys」に対し、虎視眈々と頂点を狙う学生強豪チーム、経験豊富な社会人チームなど、群雄割拠の争いとなる。
注目チーム
「東京理科大学 鳥人間サークル鳥科」は、昨年433.02メートルを飛びチーム記録を更新するも、惜しくも2位に。パイロットの宮藤蔵之介さんは、鳥人間の大ファンだというおじいちゃんの影響でパイロットに。「一発かませや」と激励を受けた宮藤のリベンジフライトに注目が集まる。
「Umeda Lab.」は、7年前、出場たった2回目で優勝を勝ち取った実力派チーム。7年前もパイロットだった内田啓介が再び頂点に立つために、欠かせない存在がテール(尾翼)持ちの達人・片山元さん。過去4回テール持ちで優勝に導いてきた“優勝請負人”と元王者パイロットの最強タッグによる社会人チームが、再び栄冠を狙う。
「徳島大学 鳥人間プロジェクト」は、地元の企業や職人の力を借りて作る“オール徳島”の機体で今年も臨む。今大会最軽量のパイロット・堂浦和花さんは、ハーバーから阿波踊りや阿波人形浄瑠璃の応援後押しを受け、チーム記録更新を目指す。
「京都工芸繊維大学 きっと、Flyers」は初出場。機体製作には約200万円かかるが、資金に困って築95年の地下倉庫で機体を製作。翼の骨組み「桁」は通常約100万円かかるところを、ほかの4つのチームからおさがりをもらって節約したり、機体移動にはトラックではなく、安いハイエースに無理やり機体を詰め込んだりと、涙ぐましい努力を続けてきた。学校関係者にアピールし、巨額の資金をゲットできるのか。奇跡のフライトに会場は大興奮となる。
秀才高校生チーム「SOARA」
「SOARA」は、開成高校や渋谷教育学園渋谷高校など日本トップクラスの進学校に通う秀才たちが集まった、平均年齢16.7歳のチームが初出場。代表の入山輝大さんは、昨年書類を出願するも審査で落選となったが、諦めずにチームのWebサイトを立ち上げ、今年の出場を目指してメンバー集めに奮闘。アメリカのニューハンプシャー州にあるセント・ポールズ・スクールに通う17歳の中嶋幹さんが設計を担当し、広尾学園に通う帰国子女・越智玲斗さんがスポンサー集めを担当するなど、国内外からメンバーが集結する多国籍チームとなった。秀才高校生アベンジャーズによるひと夏の挑戦の結果は、放送で明らかになる。



