SBI証券は8月2日、東京国際フォーラムで「SBI証券 夏休み自由研究フェス2026」を開催した。会場には、かけっこ教室や科学工作、シール作り、マネーセミナーなど、親子で楽しめる体験がずらり。さらに、1億円のレプリカや縁日、手品コーナーまで登場し、夏休みらしいにぎやかなイベントとなった。
かけっこや科学工作で体と頭を活性化
今回参加したのは、朝日学研シンクエスト、日本デジタル経済連盟、biima、マネーシフト、三井住友カード、読売新聞東京本社、ソフトバンク。各社がそれぞれの得意分野を生かし、子どもの目線に合わせたブースを展開した。
biimaのブースではかけっこ教室が行われ、走るときのコツを教えてもらえるとあって、多くの子どもたちが元気いっぱいに参加した。スポーツ教育と金融教育は一見異なるが、どちらにも「目標を決め、計画し、行動を積み重ねる」という共通点があるという。
朝日学研シンクエストのブースでは、「キッズネット」で紹介されているテーマをもとに、ペットボトルなどを使った科学工作を体験できた。子どもたちは材料を手に取り、夢中になって作品づくりに挑戦していた。
シール作りや1億円体験で人気沸騰
ひときわ長い行列ができていたのが、ソフトバンクのシール作り体験だ。親子で思い思いのシールを作れるとあって、子どもたちは白衣姿のスタッフと一緒に制作に夢中。まさに今の子どもたちのブームを捉えた内容で、会場でも屈指の人気ブースとなっていた。
読売新聞東京本社は、体験型のマネーセミナーを展開するキッズマネースクールとコラボし、投資について楽しく学べるセミナーを実施。さらに、1億円のレプリカを持って自分だけの新聞記事を作れるコーナーが目を引いた。ジャイアンツのユニフォームを着たスタッフが抱える1億円はインパクト抜群で、子どもだけでなく大人も思わず目を向ける存在感だった。読売新聞社が公表した新しい株価指数「読売333」についても、親子で身近に感じられる内容となっていた。
積み木で学ぶこどもNISA、メタバース体験も
三井住友カードのブースでは、来年開始予定の「こどもNISA」の仕組みを積み木で学べる体験を実施。制度の説明だけでは難しく感じる内容も、積み木を使えばぐっとイメージしやすくなる。自由研究にも役立つキャッシュレス決済セミナーも行われ、会場にはキャラクターの「ビバすけ」も登場し、子どもたちの視線を集めていた。
日本デジタル経済連盟は、メタバース空間「ポルタアイランド」をテーマにしたブースを出展。会場では、質問に対する結果を予想して「しつもんボード」を作成し、イベント後にポルタアイランドへアクセスすると、予想と実際の結果を比べられる仕組みになっている。リアルな会場で考えたことを後からバーチャル空間で確かめる、メタバースへの入り口としても新鮮な体験だった。
お金の教室に屋台や手品、遊びながら学ぶ一日
マネーシフトのブースでは、お小遣いなどの身近な話題を通して、お金の仕組みを学べる教室を開催。講師が子どもたちへ次々と質問を投げかけると、会場のあちこちから元気よく手が上がった。ただ話を聞くだけではなく、自分で考えて答えるため、子どもたちも飽きる暇がない。
SBI証券は、会場外に縁日や手品コーナーを用意。会場内が混み合っているときでも比較的ゆったりと過ごせる空間で、学びの合間に親子でお祭り気分を楽しめるようになっていた。記録的な暑さが続くなか、涼しい屋内で安心して夏祭りを楽しめるのもこのイベントならではのポイントだ。
イベントの参加枠は、告知後またたく間に埋まったという。来年のこどもNISA開始を前に、保護者のお金や投資への関心は高まっており、自分が学ぶだけでなく、子どもにも興味を持ってもらいたいと考える家庭も多いようだ。今回のイベントでは、お金の話だけでなく、スポーツ、科学工作、デジタル技術、ものづくりなど、さまざまな体験が用意され、走って、作って、考えて、時には1億円を持ってみる。遊んでいるうちに、いつの間にか学びにつながる夏休みらしい一日となっていた。



