2025年大阪・関西万博の開幕が延期、会場建設の遅れで
大阪万博延期、会場建設遅れで2025年開幕困難に

2025年に開催が予定されていた大阪・関西万博について、開幕が延期される可能性が高まっている。複数の関係者によると、会場となる人工島・夢洲(ゆめしま)の建設工事が大幅に遅れており、当初の2025年4月13日の開幕日に間に合わない見通しとなった。

建設工事の遅れが深刻

万博のメイン会場となる大屋根(リング)の建設や、各国パビリオンの準備が予定通り進んでいない。特に、基礎工事の遅れが全体の工程に影響を与えており、2024年末までに完了すべき主要施設の建設が2025年半ばにずれ込む可能性がある。このため、政府と大阪府・市は、2025年秋もしくは2026年春への開幕延期を検討している。

関係者によれば、国際博覧会事務局(BIE)に対して正式な延期申請を行う準備を進めており、早ければ2024年3月にも申請する見込み。BIEは延期申請を承認するかどうか、加盟国の意見を聞いた上で判断する。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

経済への影響懸念

延期が決定すれば、経済への影響は避けられない。万博の経済波及効果は約2兆円と試算されており、延期により関連産業や観光業に打撃が出る恐れがある。また、万博に合わせて整備が進められていた周辺インフラの計画も見直しを迫られる。

大阪府の吉村洋文知事は「現時点で延期は決まっていないが、状況を注視している。参加国や関係者と協議し、最善の選択をしたい」と述べている。一方、経済界からは「延期はやむを得ないが、万博の意義を損なわないよう準備を進めてほしい」との声が上がっている。

参加国との調整急務

すでにパビリオンの建設を開始している国々もあり、延期に伴う調整は複雑を極める。日本政府は各国との協議を急ぐとともに、延期により生じる追加費用の負担についても検討を始めている。万博の成功に向けて、今後の対応が注目される。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ