ポッカサッポロフード&ビバレッジが公開している「知られざるレモンのヒミツ研究所」に、夏休みの自由研究にぴったりの「ぷにぷにスケルトン卵実験」が紹介されている。卵とレモン果汁だけで、ぷにぷにとした手触りの透明な卵を作ることができるという。
材料2つでできる簡単実験
実験で用意するのは、卵1個とレモン果汁、卵が入るガラス容器、スプーン。まず、ガラス容器に卵を入れ、卵が浸かる程度までレモン果汁を注ぐ。そのまま冷蔵庫で2〜3日置き、途中で一度レモン果汁を入れ替える。
レモン果汁に入れた直後から、卵の表面にシュワシュワと泡が発生。時間が経つにつれて殻がなくなり、柔らかな“スケルトン卵”が出来上がる。
殻が消える秘密はクエン酸
なぜ卵の殻が消えてしまうのか。その秘密は、レモン果汁に含まれる「クエン酸」にある。卵の殻の主成分である炭酸カルシウムがクエン酸によって溶かされ、その際に二酸化炭素が発生する。卵を漬けたときに見えるシュワシュワとした泡は、この反応によるものだ。
一方、殻がなくなっても卵の形が崩れないのは、殻のすぐ内側にある薄い「卵殻膜」が残っているため。この膜はクエン酸では溶けず、中身を包んだまま残るため、ぷにぷにとした不思議な感触になるという。
卵そのものも大きくなる観察ポイント
さらに面白いのが、レモン果汁に漬けた卵は、何もしていない生卵よりもひと回り大きくなること。これは漬けている間に卵がレモン果汁を吸収し、卵の中に液体が入り込むことで起こるという。見た目が透明になるだけでなく、大きさまで変化するところも観察ポイントだ。
材料が少なく、変化も目で見て分かりやすいこの実験。夏休みの自由研究はもちろん、大人でも思わず触ってみたくなる不思議さがある。実験期間は“4日”なので、自由研究のテーマにまだ迷っている人にもおすすめだ。公式ホームページではレポートの見本も紹介し、小学5〜6年生向けとしている。



