安田明夏初段が先月、囲碁界最大級の団体戦イベント「群遊・囲碁オールスター団体戦」(2027年3月27日開催)のワイルドカード決定戦に向けた予選に参加した。
「群遊」とは
「群遊」は、下島陽平八段と囲碁インストラクターの山城浩揮さんらが中心となり2022年にスタートしたイベント。トップ棋士がファンの前で対局する。昨年からはワイルドカード枠の予選が行われ、今年は男性1枠、女性1枠の計2枠に拡大。参加資格は「25歳以下かつ五段以下」で、66人の若手棋士がエントリーした。
激戦の予選
予選は先月上旬、東京、名古屋、大阪の3会場で実施。安田初段の初戦の相手は、本コラムを共に担当する塚田千春二段だった。序盤から思うような展開にならず、形勢を損ねて敗れた。
予選を勝ち抜き、ワイルドカード決定戦の準決勝に進出したのは以下の8人。
男性棋士:蕭鈺洋四段、藤井浩貴三段、篠田優也初段、今分太郎五段
女性棋士:横田日菜乃二段、香原野乃初段、加藤千笑四段、藤澤ななみ初段
決定戦の舞台
決定戦は9月5日(土)、名古屋市の「なごのキャンパス」で開催される「群遊なごのキャンパス学園祭2026」の中で行われる。なごのキャンパスは学校をリノベーションした施設。下島八段や羽根直樹九段ら豪華な出演陣が登場予定で、安田初段は三島響二段と共に「放送委員」を務めるという。
【プロフィル】安田明夏(やすだ・あきか)初段。日本棋院関西総本部所属。2002年8月24日生まれ、兵庫県出身。堀田陽三九段門下。2021年度入段。NHK・Eテレ「囲碁フォーカス」やNHK杯テレビ囲碁トーナメントの司会を務める。



