磯村勇斗×末澤誠也×綾野剛『mentor』狂気秘めたキャラクターPV解禁、不穏なアーチェリー場面写真も
磯村勇斗×末澤誠也×綾野剛『mentor』キャラPV解禁

俳優の磯村勇斗とAぇ! groupの末澤誠也がダブル主演を務める映画『mentor』(16日公開)で、磯村、末澤、綾野剛が演じる、火事をきっかけに歪な関係を結んだ龍之介、拓海、埜本の不穏な雰囲気をまとったキャラクターPVが解禁された。あわせて、危ういバランスでつながる3人の空気感を切り取ったフィールドアーチェリー風景の場面写真も到着している。

火事をきっかけに結ばれた歪な関係

少年時代の花火遊びがきっかけで死傷者を出すアパート火事を起こした幼なじみの龍之介と拓海。15年の月日を経たある日、拓海はその火事で大切なものをすべて奪われた被害者・埜本と再会する。

人を死なせた重圧から逃げられず鬱屈した日々を送る拓海に対して、不自然なほど優しく接する埜本。拓海は彼の言葉に救いを見出し、自分を明るい未来に導いてくれる「メンター」と慕い始めたことから、人生が激しく動き出す。

三者三様の狂気を描くPV

今回解禁された映像は、三者三様に狂気を秘めた人生を歩む姿を捉え、異様な3人のキャラクター性を印象的なセリフとともに浮き彫りにする3本構成だ。

「龍之介編」では、罪の意識から距離を置きアーチェリー選手として夢を追う龍之介に対し、拓海が「龍之介って人を殺した自覚ある人?」と追い詰めるように問いかけるセリフから始まり、冷静に過ごす龍之介の日常が平穏さを失っていく姿が描かれる。

「拓海編」では、メンター・埜本を盲信し、龍之介のひきつった表情を気にせず彼の人格者ぶりを熱く説くほか、埜本が発した言葉を繰り返し口にするなど、純真さゆえの危うさが漂う。

「埜本編」は、聖人君子のようなふるまいと前向きな言葉は現実逃避なのか。妻が焼け死んだ過去を一切にじませない違和感だらけの言動の裏に隠された心の崩壊を予感させ、観る者の心を波立たせる余韻を残す。

吉田恵輔監督ワールドとアーチェリー場面

『空白』(21)や『ミッシング』(24)など、目をそらしたくなるような人間の業を容赦なく描く吉田恵輔監督作品について、磯村は「すべてが綺麗事ではない」と称し、「人間のエグみであったり、ちょっとした機微みたいなところに物語が詰まっている」と語った。末澤も「人間の根っこの部分を深く描いていらっしゃる」と語っている。

森や山など自然の地形を生かした野外コースを回り、設置された的を狙うフィールドアーチェリーの場面写真では、異様な絆で結ばれた彼らが弓矢を手にしたとき、その視線の先に何を秘めているのか、さまざまな推測を呼ぶ緊張感あふれるショットとなっている。