東野圭吾氏死去を悼み、自腹スノボ大会創設のインタビュー再配信
東野圭吾氏死去、自腹スノボ大会のインタビュー再配信

作家の東野圭吾氏が大腸がんのため、7月23日に死去したことが27日に明らかになった。享年68。1985年のデビューから著書106冊を数える人気作家を偲び、2019年4月に配信したインタビュー記事を再配信する。

東野氏は世界的なベストセラー作家で、2012年にエドガー賞にノミネートされて以来、新作が英訳され続けている。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は世界販売部数1200万部を記録し、村上春樹氏と並ぶ存在だ。

自腹で開いたスノーボード大会

そんな東野氏が大のスノーボードファンで、自腹で競技大会を開いていることはほとんど知られていない。今週末(4月5日~7日)に新潟県妙高市のロッテアライリゾートで開かれる「スノーボードマスターズ」がそれだ。昨年に続き2回目の大会は、作家が発起人という異色の背景に加え、国内屈指の規模・レベルの競技大会として注目を集めている。

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国内最高の賞金額と大会の意義

初年度の出場者は約120人。片山來夢氏や成田童夢氏ら五輪出場選手から、若手までが滑りを競うハイレベルな大会になった。理由は総額400万円超という国内最高の賞金額と、スノーボードをめぐる国内の矛盾した状況にある。

日本人選手の活躍と国内大会の衰退

日本人スノーボード・ライダーは世界でかつてない高みに達している。平野歩夢氏は冬季五輪2大会連続で銀メダルを獲得。バートンUSオープンでも今季、日本人男子がハーフパイプ決勝で2位・3位を占めた。國母和宏氏はプロライダーとして世界屈指の評価を得ている。しかし、こうした選手が出場する国内大会はほぼ消滅した。過去には「トヨタ・ビッグ・エア」や「エクストレイル・ジャム」があったが、スポンサー撤退で廃止。現在は「エアミックス」が残るのみ。こうした中、東野氏が私財で本格的な大会を創設したのだ。

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