ポケモンGOイベントと東北大入試が日程重複、仙台市が宿泊確保を要請
ポケモンGOイベントと東北大入試が日程重複、仙台市が宿泊確保を要請

位置情報ゲーム「ポケモンGO」の大規模イベント「ポケモンGOワイルドエリア」が11月に仙台市とメキシコシティーで開催される。この世界的イベントが、受験生に思わぬ波紋を広げている。東北大学のAO入試(総合型選抜)などと日程が一部重なり、宿泊への懸念の声が上がり、仙台市が県内の宿泊事業者に協力を求める事態となった。

イベントと入試の日程重複

「ポケモンGOワイルドエリア」の開催は11月6~8日。この期間は既にホテルの予約が困難で、数少ない空き室も値段が高騰しているという。一方、期間中の7日は東北大学のAO入試などの受験日となっている。仙台市によると、昨年度の東北大学AO入試などの受験者数は約1350人で、うち約1100人が県外からの受験者だった。保護者が同伴した場合、さらに多くの来仙者が見込まれる。

仙台市が宿泊事業者に協力要請

仙台市は18日、受験生の宿泊先確保に向け、宮城県ホテル旅館生活衛生同業組合や仙台ホテル旅館組合など5団体に協力を要請。11月8日までの間で、現在の客室の空き情報や、既に埋まっている客室の予約がキャンセルされた場合の情報提供を呼びかけた。情報の提供先は東北大学が委託する旅行会社で、「仮押さえ」の形で受験生向け宿泊案内サポートサイトに掲載され、宿泊先への不安の相談を寄せた受験生などが活用するという。

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市長「受験生が安心して試験を受けられるよう努める」

18日の記者会見で郡和子・仙台市長は「仙台の街の魅力、東北の豊かな自然と歴史文化に触れていただき、また来てもらおうと観光戦略を立てているため、大型のイベントを誘致することが、仙台のみならず東北各地にとっても有用」とした上で、「学都・仙台として、受験生が安心して試験を受けることができるよう、不安を解消する責任もある」と話した。11月初旬はイベントのみならず紅葉などの行楽シーズンでもあり、ホテルなどが不足する可能性を踏まえ、東北大学と連携を図りながら受験生の宿泊先確保に取り組むとした。

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