2026年上半期のNetflix視聴ランキングが発表され、日本発の作品が世界で存在感を示した。シリーズ部門では『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』が3位に入り、人気IPの独占配信が立ち上がりの勢いを後押しする特徴が現れた。
『刃牙道』が海外で広がりを見せる
地域的な広がりで際立ったのが『刃牙道』だ。海外53カ国で週間TOP10入りし、上半期TOP5の日本アニメシリーズの中で最も多くの国と地域に広がった。特に中南米17カ国、中東11カ国でTOP10入りしている。格闘アクションは言葉や文化の壁を超えやすいジャンルであり、日本ではクセの強い作品として知られる『刃牙』シリーズが海外で個性ごと受け入れられている可能性がある。
『超かぐや姫!』が配信発ヒットの新たな形を示す
日本発アニメ映画ランキングでは、Netflixオリジナル映画『超かぐや姫!』が770万ビューで1位を獲得した。本作は『竹取物語』を下敷きに、XR空間やボカロP、ライバーといったネットカルチャーを取り込んだ作品で、古典と最先端デジタル世界の融合が新鮮な魅力を生んだ。配信後は非英語映画として3週連続でグローバルTOP10入り。香港、韓国、台湾、タイ、ベトナムでも週間映画TOP10に入り、特にベトナムでは11週、台湾では6週にわたってランキング入りを続けた。
配信時代において、新作が旧作の視聴を押し上げる現象が顕著だ。このランキングは、独占配信が人気シリーズの強みを引き出す新たな時代の幕開けを示している。



