日本テレビ系科学番組『所さんの目がテン!』(毎週日曜7:00~ ※地域により異なる)の特別企画「オーストラリア タスマニアの科学」(2025年8月24日放送)が、第67回科学技術映像祭で優秀賞を受賞した。同番組としては4年連続の受賞となり、MCを務める所ジョージが喜びを語った。
独自の生態系を捉えた4週連続企画の最終回
科学技術映像祭は、優れた科学技術映像を選奨する目的で毎年開催されている。今回受賞したのは、生き物好きで知られる桝太一と、昆虫映像クリエーター「トーキョーバグボーイズ」の平井文彦氏、法師人響氏がオーストラリア・タスマニアを訪れ、独自の進化を遂げた生き物たちを取材した4週連続企画の最終回だ。
大昔の大陸移動によって他の地域から隔てられ、独自の生態系を現在まで残してきたタスマニア。番組では、タスマニアデビルやウォンバットといった有袋類、カモノハシなどの単孔類を野生下で撮影し、不思議な生態と生命進化の神秘を伝えた。
自然と共生する社会の在り方にも迫る
ケガをした野生動物を保護して自然へ返す施設や、ペンギンの行進を妨げないよう配慮された街づくりも取材。生き物の面白さだけでなく、自然と共生する社会の在り方にも迫った。
受賞回では、恐竜時代に繁栄したセミの特徴を残し、発音器官を持たずに筋肉の振動でコミュニケーションを取る「ムカシゼミ」を紹介。さらに、約2億年前から姿を変えず、タスマニアの高山湖だけに生息する甲殻類「アナスピデス」の撮影にも成功した。
所ジョージ「彼らも持ってますよね」
所は「『タスマニアの科学』が科学技術映像祭の優秀賞を受賞しましたか!? しかも、これで4年連続ということで、うれしいですね!」と喜びをコメント。タスマニアで取材した桝とトーキョーバグボーイズについて、「頑張っていろんな生き物を撮影してきましたからね。彼らも喜びますよ」とねぎらった。
タスマニアについては、有袋類やカモノハシなどが生息する「とにかく変わった島」と振り返った。中でも印象に残ったのが、ムカシゼミとアナスピデスだったという。「2億年前から姿を変えていないって、すごいことですよね! そういう生き物を撮影の時に見つけられるんだから、彼らも持ってますよね」と語った。
今後にも期待を寄せ、「これからも『目がテン!』で世界の面白い生き物をバンバン紹介してくれることでしょう。この度は素敵な賞を4年も連続でいただき、ありがとうございました!」と感謝した。
番組の歩みと今後の展望
『所さんの目がテン!』は1989年10月にスタートし、身近な疑問や自然、生き物、食、健康などを科学的な視点から掘り下げる日本テレビ系の科学番組。現在は日本テレビの並木雲楓アナウンサーがアシスタントを担当している。同番組は今後も、自然との共生や生物多様性の保全・回復といったテーマを身近に感じられる放送を通じ、自然や生き物の魅力を伝えていくとしている。



