人気漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の新作アニメ『新こちら葛飾区亀有公園前派出所』が、2027年にフジテレビで放送されることが発表された。本格的な新作アニメの制作は16年以来、10年ぶりとなる。
あわせて、キャラクターボイスを初披露するPVとキービジュアル、キャスト・スタッフ情報が公開された。派出所メンバーである両津勘吉役は落合福嗣さん、中川圭一役は蒼井翔太さん、秋本麗子役はM・A・Oさん、大原大次郎役は坂本頼光さんが担当する。
新キャスト発表会を開催、YouTubeでライブ配信
新キャストの発表は、9月5日に開催された「アニメ『新こちら葛飾区亀有公園前派出所』新キャスト発表会〜始動!令和こち亀大作戦〜」で行われた。イベントの様子は、ジャンプ公式YouTubeチャンネルでライブ配信され、配信終了後はアーカイブでも視聴できる。
同作は、1976年から2016年まで『週刊少年ジャンプ』で約40年にわたって連載された。亀有公園前派出所に勤務する警察官の主人公・両津勘吉が、東京の下町を舞台に同僚や周辺の人物と繰り広げるギャグ漫画で、テレビアニメ化や香取慎吾さん主演のドラマ化、実写映画化もされた人気作品だ。
テレビアニメの歴史とスタッフ情報
テレビアニメは1996年6月から2004年12月までレギュラー放送され、その後2005年1月から2016年9月にかけて不定期に放送されていた。
スタッフは、原作を秋本治さん、監督を大地丙太郎さん、脚本を神山修一さんと福嶋幸典さん、キャラクターデザイン・総作画監督を原憲一さん、総作画監督をNoh gil-boさん、音楽を佐橋俊彦さんが務める。音響監督はたなかかずやさん、色彩設計は横井正人さん、撮影監督は斎藤あゆみさん、美術監督は平間由香さん。アニメーション制作はぎゃろっぷが担当する。
新キャストと監督のコメント
落合さんは役が決まった時の感想を「子どもの頃に読んだはじめての漫画が『こち亀』でした。アニメも大好きで観ていたので、オーディションに受かったと連絡が来た時は『こち亀』の世界で呼吸ができる幸せに胸がいっぱいになりました!」と語り、ファンへのメッセージでは「『新こち亀』はどこか懐かしく、それでいてとても明るく元気な作品になっています!皆さんがこの作品を通して温かい気持ちになっていただけたら幸せです!こち亀50周年を皆さんと盛り上げていけたらうれしいです!」と述べた。
蒼井さんは「正直、驚きが隠せなかった瞬間もありましたが、とてもうれしく光栄です。子どもの頃に見ていたアニメ作品の登場人物を自分が演じるというとても奇跡的な時間を、見てくださる皆様のために精一杯キャストと共に過ごし制作しました。あのはちゃめちゃコメディーが、現代でどんなことになるのか楽しみにしていていただきたいです!」とコメント。ファンへは「いよいよキャストも発表され、放送を待つのみとなりましたね!原作、当時のアニメを見ていた『こち亀』ファンの皆さまにも全力で楽しんでいただけるような作品になっております!僕たちも放送を今か今かと楽しみにしています!一緒に盛り上げていきましょうね!よろしくお願いします!」と伝えた。
M・A・Oさんは「長い間たくさんの方から愛され続けてきた『こち亀』に参加させていただくことができ、とても光栄です。小さい頃から、原作・アニメの両方で慣れ親しんだ作品でもあったので、オーディションの結果を伺ったときは本当にうれしかったです!」と感想を述べ、メッセージでは「懐かしく温かい下町の風情とともに、どうしてそうなってしまうのか(笑)!と声を上げたくなるほどの、豪快なドタバタ劇を堪能していただけるかと思います。両さんはもちろん、ユニークで魅力的なキャラクターが本当にたくさん登場しますので、ぜひ放送開始を楽しみにしていただければ幸いです」と語った。
坂本さんは「決まったときはうれしさとともに、大原部長の、あの貫禄、迫力、優しさ、哀愁、そう言った要素をどうやって出すか?という課題で、頭が一杯になりました。部長の年齢は五十代半ばくらいですが、今の五十代とは良い意味で違うと思っていたし。でも最終的には、他の皆さんと一緒に収録する時のライブ感に賭けるしかない、と覚悟しまして。さてそれがどう出たかどうか……」とコメント。ファンへは「皆さまも楽しみにされているでしょうが、私自身も今からドキドキしつつ楽しみにしています。これほどの原作なので、かなうなら平成版のように、長く続いてほしいと願っています。皆さま、何卒よろしくご視聴、お引き回しのほど、お願い申し上げます」と述べた。
大地監督は「『こち亀』と言えば原作、アニメともにたくさんの人に広く愛されている国民的作品ですから、そんなアニメ『こち亀』の監督に指名されてとても光栄に思います。実際に制作を進める中でも、節々で改めて『こち亀』という作品のおもしろさを感じています。作中では相変わらず昭和テイストが強いギャグもたくさんあり…そこは「任せてください!」という気持ちで、スタッフ一同楽しみながら作っています」と語り、ファンへは「両さんのバイタリティーには本当に感動しますし、そんな両さんが帰ってくることで、もう一度、日本を元気にするようなアニメが世に出ることをスタッフ一同、うれしく思っています。ただただおもしろくて、我々も笑いながら作っています。ぜひ肩の力を抜いて、気軽に笑って、元気になっていただきたいです。楽しみにしていてください!」と呼びかけた。
原作者・秋本治さんのコメント
原作者の秋本治さんは「絵は今風に進化しつつも、相変わらずのインパクトのある映像でおもしろいですね、今度はどんな事件が起こるのかとワクワクしてます。両さん、中川、麗子、部長たちの声を聞き、変わらず賑やかな派出所メンバーが帰ってきたと、僕も楽しい気持ちになります。放送を楽しみにしています」とコメントを寄せた。



