アニメの舞台となった地域を巡るスタンプラリーが、過去最多の参加者を記録し、地域活性化に大きく貢献していることが関係者への取材で分かった。
参加者数は過去最多の約3万人
今回のスタンプラリーには、期間中に約3万人が参加した。これは前回の約2倍に当たる数字で、主催者は「アニメの聖地巡礼が定着し、幅広い年齢層に広がっている」と手応えを語る。
スタンプラリーは、アニメに登場する場所を巡り、各所に設置されたスタンプを集める形式。参加者はスマートフォンの専用アプリを使い、スタンプをデジタルで収集する仕組みだ。
経済波及効果は約10億円
地域経済への波及効果は、約10億円に上ると試算されている。これは、参加者の交通費や飲食費、土産物の購入などが地元で消費されたことによるもので、地元商店街からは「普段は訪れないような人々が来てくれている」と歓迎の声が上がる。
一方で、参加者の急増に伴い、地域の受け入れ態勢を整えることが課題となっている。特に、観光シーズンと重なる時期には、交通渋滞やごみ問題が発生するケースもあるという。
今後の展望と課題
主催者は、こうした課題を踏まえつつ、来年度以降もスタンプラリーを継続する方針だ。参加者の満足度を高めるため、新しいスタンプ設置場所の追加や、地域特産品を活用した特典の拡充を検討している。
スタンプラリーは、アニメのファンと地域を結ぶ架け橋として、今後も地域活性化の一翼を担いそうだ。



