2027年大河ドラマ「逆賊の幕臣」主人公・小栗忠順の記念館、群馬・高崎市に2026年12月完成へ
小栗忠順記念館、群馬・高崎市に2026年12月完成へ (31.03.2026)

幕末の英傑・小栗忠順の功績を後世に伝える記念館が群馬に誕生へ

江戸時代末期に活躍した幕臣・小栗忠順(1827~1868年)の功績を広く伝えるため、一般社団法人小栗上野介顕彰会が、群馬県高崎市の東善寺近くに記念館を建設することが明らかになった。この記念館は、2027年に放送が開始されるNHK大河ドラマ「逆賊の幕臣」の主人公として注目を集める小栗忠順の生涯と業績を紹介する重要な拠点となる。

日本の近代化に尽力した幕臣の足跡

小栗忠順は、日米修好通商条約の批准書交換のために日本初の遣米使節として渡米し、帰国後は幕府の勘定奉行などを歴任した。特に、日本の近代化を支えた横須賀製鉄所(造船所)の建設に尽力したことで知られる。しかし、1868年に罷免され、領地であった旧権田村(現・高崎市倉渕町権田)に移った後、明治新政府軍によって市内の河原で斬首された。

地元産木材を活用した2階建ての記念館

記念館は地元産木材を使用した2階建ての構造で、建設費には顕彰会理事を務める村上泰賢東善寺住職(84歳)の自己資金に加え、寄付金や高崎市からの補助金1億1千万円が充てられる。完成は大河ドラマ放送開始前の2026年12月を目指している。

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貴重な遺品約400点を一般公開

記念館では、東善寺が収蔵する小栗忠順ゆかりの品々が公開される予定だ。展示資料には、小栗が実際に使用した拳銃ケースや、斬首される前に河原まで運ばれたとされるかご、米国から持ち帰ったねじくぎなど、約400点に及ぶ貴重な遺品が含まれる。さらに、小栗に関する著書を持つ村上泰賢住職が作成した解説パネルも展示され、訪れる人々に分かりやすく小栗の生涯を伝える。

この記念館の建設は、地元の歴史的遺産を保存し、観光資源としても活用することを目的としている。大河ドラマの放送を契機に、小栗忠順の功績が再評価され、多くの人々が群馬県高崎市を訪れることが期待されている。

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