ドンキの3,299円完全ワイヤレスイヤホンを正直レビュー!低遅延モード搭載で動画・ゲームに最適
ドンキ3,299円イヤホン正直レビュー!低遅延モード搭載

ドン・キホーテのプライベートブランド「情熱価格」から、低遅延モードを搭載した完全ワイヤレスイヤホン「JN-DQTWSS2」が登場。税込3,299円という手頃な価格ながら、動画やゲームでの音ズレを抑える機能を備えている。実際に購入して、うれしいポイントと気になるポイントを正直にレビューする。

低遅延モードで動画視聴の音ズレが気にならない

本製品の最大の売りは「低遅延モード」だ。通常のBluetoothイヤホンでは、動画視聴時に音声が遅れて聞こえたり、ゲームで効果音のタイミングがズレたりすることがあるが、このモードをオンにすることで音ズレを低減できる。

操作はイヤホン側のタッチセンサーで完結。右側のマルチファンクションボタンを3秒長押しすると、音声が2回鳴って低遅延モードに切り替わる。実際にYouTubeやドラマを視聴したところ、口の動きと声のズレはほとんど気にならなかった。

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ただし、このモードではバッテリー消費が早くなり、Bluetooth接続が不安定になる場合がある。常時オンにするより、動画やゲームを楽しむときだけ切り替えるのがおすすめだ。

音質は動画・配信向け、装着感や充電ケースに注意点

対応コーデックはSBCとAACで、iPhoneでもAAC接続が可能。YouTubeのトーク配信などを聴く分には不満はないが、AirPods Proと音楽を聴き比べると低音の量感が控えめで、音質は「いい」とまでは言えない。動画・配信のお供と割り切って使うのが良さそうだ。

イヤホン本体は片側約3.5gと軽量で、装着時の耳への負担はほとんどない。ただし、イヤーピースが耳にしっかりフィットしていないと、動いたときに緩みやすい。付属のイヤーピースはS/M/Lの3サイズのはずだが、筆者の個体にはLサイズしか入っておらず、Mは本体に装着済みだった。カナル型はサイズが合わないと低音がスカスカになったり耳が痛くなったりするため、全サイズ試して自分に合うものを選びたい。

充電ケースはプラスチック感があり「安っぽい」と感じるが、マットな質感で指紋が目立ちにくいのは良い点。IPX5の防水性能を備え、汗や多少の雨を気にせず使える。

タッチ操作は誤操作しがち、充電の取りこぼしは改善

タッチセンサー式の操作は、再生/停止、曲送り、音量調整などをスマホを取り出さずにできる便利さがある。一方で、イヤホンの位置を直そうと触れた際に誤操作してしまうことがあり、「ピッ」という操作音が頻繁に鳴ると鬱陶しく感じるかもしれない。

充電ケースは、従来品で「ケースから浮いて充電されない」という不満があったことを受け、磁力を強化して改善したという。1週間使った範囲では充電の取りこぼしは一度もなかった。説明書には「充電中はケースのふたを閉じる」よう注意書きがあり、収納時はLEDランプの点灯で充電を確認できる。

ノイキャン非対応、マルチポイント非対応の割り切りが必要

アクティブノイズキャンセリング(ANC)は非搭載で、マルチペアリングは最大8台まで対応するが、マルチポイント(2台同時接続)には非対応。スマホとPCを同時に使う場合は、手動で接続先を切り替える必要がある。

総じて、税込3,299円でBluetooth 5.3、AAC、低遅延モード、IPX5防水を備え、軽量で動画視聴に適した本製品は、サブ機やワイヤレスデビュー用として「損はない」一台。ただし、音質や機能面で高価格帯と比較すると見劣りする点もあるため、割り切りが肝心だ。

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