中国の電気自動車(EV)市場で、値下げ競争が激化している。最大手の比亜迪(BYD)が新型モデルを投入し、攻勢を強めている。一方、米テスラも値下げを実施しており、市場シェア争いが一段と白熱している。
値下げ競争の背景
中国政府の補助金縮小や需要の伸び悩みを背景に、各社は価格競争を繰り広げている。BYDは2024年に入り、複数のモデルで値下げを実施。主力セダン「秦」シリーズの一部グレードで、実質的な値引きを行った。
テスラも中国市場で「モデル3」と「モデルY」の価格を引き下げた。特に「モデル3」のエントリーグレードは、過去最安値となる水準に設定された。
市場への影響
値下げ競争は、消費者の購買意欲を刺激する一方で、自動車メーカーの収益を圧迫する要因となっている。特に、新興EVメーカーにとっては、生き残りをかけた厳しい戦いが続いている。
業界関係者によると、この値下げ競争は今後も続く可能性が高く、市場の再編が加速する見通しだ。



