タイの大学生が福島県郡山市でインターンシップ成果を報告 椎根市長を訪問
タイ大学生が郡山市でインターンシップ成果を報告

タイの大学生が郡山市でインターンシップを修了 椎根市長に成果を報告

福島県郡山市とタイのランシット大学が結ぶ連携協定に基づき、昨年夏から約半年間にわたって実施されたインターンシッププログラムが終了を迎えました。このプログラムに参加した同大学の学生2人が2月9日、活動の成果を報告するため、郡山市役所を訪れ、椎根市長と面会しました。

国際協定に基づく職業体験の実践

郡山市とランシット大学は、教育・文化・経済などの分野で相互交流を深めることを目的とした協定を締結しています。今回のインターンシップは、その一環として実施されたもので、タイ人学生が日本の職場環境を実際に体験し、実践的なスキルを習得する貴重な機会となりました。

インターンシップに参加したのは、ルアンタイさんとトンローンさんの2人です。彼らは昨年8月から約6か月間、郡山市内の企業や施設で職業体験に臨み、日本の仕事の進め方やビジネスマナーを学びながら、専門知識を深めてきました。

市長訪問で活動の成果を詳しく説明

2月9日の訪問では、ルアンタイさんとトンローンさんが椎根市長に対し、インターンシップ期間中に取り組んだ具体的な活動内容や得られた学びについて、丁寧に報告しました。報告の中では、日本特有の職場文化やチームワークの重要性を実感したこと、また技術面やコミュニケーション能力が向上したことなどが語られ、充実した体験であったことが伝えられました。

椎根市長は、学生たちの熱心な取り組みを称賛し、「今回の経験が今後のキャリア形成に役立つことを願っています。郡山市としても、国際的な人材交流をさらに推進していきたい」と述べ、今後の連携強化への期待を示しました。

地域活性化と国際理解の促進に貢献

このインターンシッププログラムは、単なる職業体験にとどまらず、郡山市の地域活性化や国際理解の深化にも寄与しています。タイ人学生が地元企業と関わることで、新たな視点やアイデアがもたらされ、地域経済の活性化につながる可能性も秘めています。

また、学生たちが日本での生活を通じて得た経験は、帰国後、タイにおける日本文化やビジネス慣行の理解を広める役割も果たすでしょう。こうした人的交流は、両地域間の友好関係を強化し、将来的な協力関係の基盤を築く上で重要な一歩となります。

プログラムの修了を機に、ルアンタイさんとトンローンさんは近く帰国する予定ですが、彼らが持ち帰る知識や経験が、今後の国際協力や文化交流にどのように活かされるか、注目が集まっています。郡山市では、今後も同様のプログラムを継続・拡大し、より多くの国際学生を受け入れる方針を明らかにしています。