札幌市でマイナカードに別人の顔写真を誤交付、男性が気づき回収へ
札幌市は10日、清田区においてマイナンバーカードの顔写真が別人のものに取り違えられ、1人の男性に誤って交付された事実を明らかにしました。このミスは、個人情報の取り扱いにおける重大な問題として注目を集めています。
顔写真データの保存作業中に発生した取り違え
取り違えが発生したのは、1月29日に再交付の申請があった男性のマイナンバーカードです。市の担当者は、顔写真データの保存作業の過程で、誤って別人の写真を登録してしまったと説明しています。このミスは、交付を受けた男性自身が今月4日に申し出たことで初めて判明しました。
男性の申し出によりミスが発覚し、清田区は直ちにカードを回収し、正しい顔写真で作り直す対応を取りました。この件について、札幌市は「再発防止に向けて徹底した対策を講じる」とコメントしています。
マイナンバーカードの信頼性と行政の責任
マイナンバーカードは、身分証明や行政手続きに広く利用される重要なツールです。顔写真の誤交付は、個人情報の保護やセキュリティ面で深刻な懸念を引き起こします。今回の事例は、以下の点を浮き彫りにしています。
- 行政機関におけるデータ管理の厳密さの必要性
- 市民による定期的なカード確認の重要性
- 迅速な対応と再発防止策の徹底が求められること
札幌市は、今後同様のミスが起こらないよう、作業手順の見直しや職員研修を強化するとしています。この事件は、デジタル化が進む社会において、行政サービスの信頼性を維持するための課題を改めて示すものとなりました。