横浜市の山中竹春市長の威圧的な言動をめぐり、市議会運営委員会は14日、山中市長に対して「市会への誠実な対応」を求める申し入れを全会一致で決定した。この決定は、同日午前に行われた委員会で下され、出席した議員全員が賛成した。
第三者調査が進行中
山中市長の言動については、現役の幹部職員からの告発を受け、3月から第三者による調査が行われている。この調査は、市長の威圧的な態度や言動が職場環境に与える影響を検証する目的で開始された。
議会での答弁を巡る批判
申し入れでは、2月の市議会でこの問題について質問を受けた山中市長が、「第三者による調査への影響」を理由に具体的な答弁を控えたことを指摘。「議論がかみ合わない場面も多く、市長の説明責任が果たされたとは言い難い」と厳しく批判した。その上で、今後は「市民や市会に対する説明責任を誠実に果たすこと」を強く求めた。
副市長が対応を約束
委員会に出席した平原敏英副市長は、「私から(市長に)しっかり伝える」と述べ、申し入れの内容を市長に確実に伝達することを約束した。
市長の反応
山中市長は、委員会の直後に開かれた定例記者会見で、「まだ内容を確認できていない」としつつも、「真摯(しんし)に受け止めたい」と話し、申し入れに対して前向きな姿勢を示した。
議長から議員への自省促す意見も
また、渋谷健議長は委員会で、「議員が率先して襟を正す必要がある」などと述べ、議員自身のハラスメント防止についても条例の制定を検討すべきだとの意見を示した。この発言は、議員の行動にも問題がある可能性を示唆するもので、議会全体の倫理向上を促すものとなった。



