2026年夏に実施される長野県知事選挙(7月23日告示、8月9日投開票)において、共産党県委員会や県労連で構成される政治団体「明るい県政をつくる県民の会」が、元参院議員で共産党県委員会副委員長の武田良介氏(46)を擁立する方針を固めたことが29日、関係者への取材で明らかになった。
現職の阿部守一氏も出馬表明
5選を目指す現職の阿部守一氏(65)も既に出馬を表明しており、両氏による一騎打ちの選挙戦となる見込みだ。県民の会は29日に開く総会で正式に擁立を決定し、その後、武田氏が記者会見で立候補を表明する見通し。武田氏は取材に対し、「真剣に検討している」と述べた。
武田良介氏の経歴
武田氏は長野県中野市出身。2016年の参院選比例代表で初当選したが、2022年の参院選で落選。2024年10月と2025年2月の衆院選ではいずれも長野4区から立候補したが、落選している。
県民の会は、過去3回の知事選で候補者を立てたが、いずれも現職の阿部氏に敗れている。関係者によると、今回の知事選に向けては、若い世代を代表できる人物や女性を念頭に人選を進めてきたという。
今後の動向として、武田氏の正式な出馬表明後、他の候補者の動きや選挙戦の構図が注目される。阿部氏はこれまで5期にわたり県政を担っており、実績と知名度で優位に立つとみられるが、武田氏が若さや新しい視点を訴えてどこまで支持を広げられるかが焦点となる。



