ムクドリの鋭い観察眼に学ぶ、記者の気づきと反省の日々
ムクドリの鋭い観察眼に学ぶ記者の反省

神奈川県内のニュースとして、記者が体験したムクドリの賢い行動と、それを通じて得た気づきについてお伝えします。今年の愛鳥週間(5月10日から16日)の最終日、記者は友人が営む畑を訪れていました。耕運機を使って苗を植えるための土を耕していると、一羽のムクドリが飛来しました。そのムクドリは、耕されたばかりの地面をくちばしで突き、土中から現れた何かをくわえてすぐに飛び去っていきました。

ムクドリの集団行動とその理由

しばらくすると、ムクドリは次々と集まり始めました。最初は2羽、次に4羽、やがて8羽と増え、最終的には20羽近くの群れになりました。作業が終わるころには、記者や友人のすぐそばまで近づき、地面をついばむ姿が見られました。ムクドリたちはまったく人を恐れる様子がなく、堂々とした態度でエサを探し続けていました。

この突然の集まりについて、ムクドリの生態に詳しい都市鳥研究会の越川重治さんに話を伺いました。越川さんによると、5月上旬から6月上旬はムクドリの繁殖期にあたり、耕運機の音や動きを感知すると、ヒナに与えるエサを確保するために集まってくるのだそうです。畑を耕すことで、コガネムシやネキリムシ(ガの幼虫)などのエサとなる昆虫の幼虫が地表に出てくることを、ムクドリは経験的に学習しているとのことでした。

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記者の反省と今後の抱負

記者として40年近くのキャリアを持ちながら、日々取材に追われる中で、多くのことに気づかずに過ごしていることが少なくありません。今回のムクドリの行動は、自然界の生き物が持つ鋭敏な観察力と適応力の素晴らしさを改めて教えてくれました。記者自身も、ムクドリのように周囲の変化に敏感でありたいと痛感し、反省の念を新たにしました。今後はより注意深く、多様な視点から物事を捉えるよう心がけたいと思います。(田中秀樹)

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