沖縄県の玉城デニー知事は19日の定例会見で、高校生ら2人が死亡した名護市辺野古沖の転覆事故が9月に予定される知事選挙に影響を及ぼす可能性について問われ、「全く影響がないとは言い切れない」と述べた。
事故の影響と誤情報への懸念
玉城知事は、SNSを中心に事故に関する誤った情報が拡散されていることを指摘し、「間違ったこと、正しいことが混ざり合っており、注視して判断してほしい」と呼びかけた。また、事故の原因究明と再発防止に向けた取り組みを進める考えを示した。
共産党の謝罪と支援表明
事故を巡っては、共産党の田村智子委員長が17日、那覇市内での演説で、「修学旅行の高校生を船に乗せたこと自体が重大な誤りで、(船が所属していた市民団体の)構成団体として、おわびを申し上げる」と謝罪した。共産党は知事選で玉城知事を支援することを表明しており、玉城知事は「支援表明は私個人としては非常にありがたい。そのことと今回のこの事故が起こった原因や、二度と痛ましい事態を生じさせないための取り組みはそれぞれ個別で検討され、しっかりと実行されていくべきだ」と述べた。
玉城知事は、事故の影響が選挙に及ぶことを認めつつも、正確な情報に基づいた冷静な判断を有権者に求めた。また、支援を表明する共産党の動きと事故の対応は別個に進めるべきとの考えを示した。



