愛媛県西条市長選は17日、投開票が行われ、無所属新人の越智三義氏(61)が、パワハラ問題で失職した前市長の高橋敏明氏(67)=無所属=を破り、初当選を果たした。越智氏は高橋氏の前任市長時代に副市長を務めており、有権者は高橋市政の継続ではなく、路線の回帰を選択した形となった。
当日の有権者数は8万4542人で、投票率は50.22%(前回51.80%)だった。
越智氏の主張と抱負
今回の選挙戦で越智氏は、南海トラフ地震を想定した生活インフラの整備などを訴えた。当選が決まると、同市新田の事務所で「市民と対話して信頼を結び、市議会と議論を重ねます。仲間だった市職員とともに世界に発信できる街にしたい」と抱負を語った。
市議会議長のコメント
事務所に駆けつけた市議会議長で西条自民クラブ代表の一色輝雄市議(74)は「是々非々で臨むが、これで市長と市、議会の関係が元に戻る」と述べ、市政の安定に期待を示した。
選挙結果
- 越智三義氏:2万6689票
- 高橋敏明氏:1万5221票
背景
今回の市長選は、前回からわずか1年半で行われた。前市長の高橋氏はパワハラ問題で失職し、市議会とのあつれきが表面化していた。越智氏の勝利により、市政の正常化が期待されている。



