参院で立憲と公明が統一会派結成を正式に見送り 中道連合に亀裂の兆し
参議院で存続する立憲民主党と公明党は、2026年2月12日、国会内で統一会派を組まず、別々の会派として活動していく方針を確認しました。これは、衆議院では両党が合流して中道改革連合を結成したものの、衆参両院で足並みが乱れる結果を招くことになります。
野党戦略の再構築 与党への攻勢を重視
立憲民主党は断続的に役員会を開催し、18日から始まる特別国会への対応を協議しました。その結果、当面の間、野党第1会派である「立憲民主・無所属」(40人)と、第3会派「公明党」(21人)による統一会派の結成は見送る方針を決定しました。
立憲民主党代表を兼務する水岡俊一参院会長は記者団に対し、「与党に対峙するには、公明党と連携しながら対応することが最善の策だ」と述べました。さらに、別々の会派として連携を維持することで、代表質問の回数や委員会の構成において、与党に対してより効果的な攻勢をかけられるとの見解を示しました。
中道改革連合の内部に広がるためらいの声
公明党幹部によれば、同党側も統一会派の結成には慎重な姿勢を崩していません。衆議院では中道改革連合として一体化を図った両党ですが、参議院では従来の枠組みを維持する選択を下しました。この決定は、中道勢力への合流をためらう声が党内に根強く存在することを浮き彫りにしています。
同日午前には、中道改革連合の代表選に立候補を届け出た階猛氏と小川淳也氏が、党本部で記者会見前に写真撮影に臨む姿も確認されました。今後の政治動向に注目が集まります。
野党再編の過程で生じたこの足並みの乱れは、今後の国会運営や政策協力にどのような影響を及ぼすのか、政治関係者の間で懸念材料として議論を呼んでいます。与党に対抗する野党勢力の結束が試される局面となりそうです。



