憲法9条の改悪に「最大の危機感」 護憲派が2026年5月3日に東京で大規模集会を開催へ
護憲派グループは、2026年5月3日の憲法記念日に、東京都江東区の東京臨海広域防災公園において、「つながろう 憲法いかして平和な世界を! 2026 憲法大集会」を開催することを発表しました。主催する実行委員会が16日に明らかにしたもので、衆議院選挙での与党大勝を背景に、憲法改正原案の作成が現実味を帯びる中、例年以上の参加者を広く呼びかけています。
集会の詳細とスピーカー陣
当日の大集会では、ノンフィクション作家の吉岡忍氏と、一般社団法人「Colabo」代表の仁藤夢乃氏がスピーチを行う予定です。さらに、東京電力福島第1原発事故から15年が経過したことを受け、原発事故被害者団体連絡会の武藤類子共同代表や、「核兵器をなくす日本キャンペーン」の中島優希氏らによるリレートークも実施されます。
集会は午後1時から開始され、開始前の午前11時からは、こども憲法ひろばや音楽ライブなどの関連イベントも企画されています。これにより、幅広い年齢層の参加を促す方針です。
初のクラウドファンディングと危機感の背景
新たな参加者の掘り起こしと、物価高による開催費用の確保を目的として、今回初めてクラウドファンディングを実施します。これは、財政面での持続可能性を高めるための取り組みとして注目されます。
「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会」の菱山南帆子共同代表は、「憲法9条の改悪に踏み込んでくるのではないかという最大の危機感を持っていて、今年の憲法集会は非常に重要です」と訴えました。この発言は、近年の政治情勢を反映し、護憲派の緊迫した認識を示しています。
集会の意義と今後の展望
この集会は、憲法改正をめぐる議論が活発化する中、平和主義を堅持する立場から、広範な市民の声を結集する場として位置づけられています。実行委員会は、以下の点を強調しています:
- 憲法9条の改悪に対する反対の意思を明確に示すこと
- 多様な団体や個人が連携し、平和な社会を築くための対話を促進すること
- 若い世代を含む新たな参加者を増やし、運動の継承を図ること
問い合わせは、実行委構成団体の一つである「戦争をさせない1000人委員会」(電話03-3526-2920)まで受け付けています。この集会が、憲法をめぐる国民的議論にどのような影響を与えるか、注目が集まっています。



