アイスランド外相が日本との経済安保連携を強調、島国民主主義の共通点に着目
アイスランド外相、日本と経済安保連携を強調

アイスランド外相が日本との経済安保連携を強調、島国民主主義の共通点に着目

2026年2月19日、訪日中のアイスランドのソルゲルズル・カトリン・グンナルスドッティル外相が、朝日新聞のインタビューに応じ、経済安全保障の分野で第2次高市早苗内閣との協力を深めたいとの考えを強く表明しました。この発言は、両国間の戦略的パートナーシップの強化を目指す動きとして注目を集めています。

島国としての共通点と民主主義の価値観

グンナルスドッティル外相は、「両国は地理的に離れていても、島国で民主主義といった共通点がある」と指摘しました。さらに、「国際法を尊重し領土主権を守る」という基本の価値観を共有しながら、経済安全保障に取り組める可能性について言及。この発言は、日本とアイスランドが類似した地政学的立場と政治的価値観を持つことを背景に、協力関係を構築する基盤を示すものと解釈できます。

経済安全保障における協力の可能性

アイスランドは2008年に金融危機を経験し、外貨が海外に流出する苦境に直面しました。その後、観光業や水産業などの分野で復活を遂げたものの、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、他の欧州諸国と同様にエネルギー危機に陥っています。現在、同国は以下の課題に直面しています:

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ
  • サプライチェーン(供給網)の強化
  • 環境にやさしいエネルギー源の確保
  • 経済活動の基本となる情報通信技術の整備

グンナルスドッティル外相は、「多くの分野で日本と協力できる可能性がある」と繰り返し強調。具体的には、クリーンエネルギー技術や持続可能な産業発展など、両国が互いに補完し合える領域での連携を模索しているとみられます。

国際情勢と今後の展望

このインタビューは、東京大学先端科学技術研究センター(東京都目黒区駒場)で行われ、外相は基調講演も実施しました。アイスランド側の関心は、日本が推進する「自由で開かれたインド太平洋」構想の改定や、経済安保を軸とした国際協力の強化に寄せられています。両国は、民主主義や法の支配といった共通の原則に基づき、地域や世界の安定に貢献する役割を果たすことが期待されています。

今回の表明は、第2次高市内閣が外交・安全保障政策において、欧州の島国であるアイスランドとの関係を重視していることを示唆。今後の具体的な協力プロジェクトや協議の進展が注目されるでしょう。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ