福岡県嘉麻市は、2026年度の一般会計当初予算案を発表しました。この予算案は、4月に実施される市長選挙を控え、人件費などの骨格となる部分を中心に編成されています。総額は275億2000万円で、前年度当初比で3.9%の減少となりました。市議会定例会は2月25日に開会し、3月13日まで会期が設定されており、一般質問は3月9日と10日に行われる予定です。
物価高騰対策として現金給付を実施
嘉麻市は、現在の物価高騰に対応するため、市民1人あたり現金5000円を給付する方針を明らかにしました。この給付は、国の臨時交付金を活用して実施され、世帯主の口座に世帯全員分を一括で振り込む形で行われます。給付の開始は3月末からを予定しており、市民の生活支援を目的とした緊急措置として位置づけられています。
主な事業と予算内訳
2026年度予算案では、以下のような主要な事業が計上されています。
- 小中学校の電子黒板更新:1億円を計上し、教育環境の整備を推進します。
- プレミアム付き応援商品券の発行事業補助金:5000万円を投入し、地域経済の活性化を図ります。
- アサヒビールからのふるさと納税を活用したイベント開催費用:500万円を計上し、地域イベントの実施を支援します。
これらの事業は、市民の生活品質向上と地域経済の振興を目的としており、予算案全体として緊縮財政の中でも重点的な投資が行われています。嘉麻市は、物価高騰対策の現金給付を皮切りに、多角的なアプローチで市民支援に取り組む姿勢を示しています。



