前橋市が2026年度予算案を発表 過去最大規模の1618億円で子育て支援を強化
群馬県前橋市は2月20日、2026年度当初予算案を発表しました。一般会計は2025年度当初予算比2.5%増の1618億4168万円となり、過去最大規模を記録しました。小川晶市長は、さまざまな立場の市民が支え合う「好循環の前橋」を目指す予算だと強調しています。
第1子保育料の半額化で子育て世帯を支援
今回の予算案の目玉政策として、9月から第1子(0~2歳児)の保育料を半額にすることが盛り込まれました。残りの半額は公費で負担し、対象者は約1500人と想定されています。関連費用として2億1000万円が計上されました。この施策は、小川市長が市長選で公約に掲げた子育て・子ども支援策の一環です。
教育環境の整備も着実に進展
教育分野では、市立小学校体育館のエアコン整備に着手します。4校の実施設計費として1000万円を計上し、全校への設置は2034年度を予定しています。中学校体育館へのエアコン設置は2025年度に完了する見込みです。
中心市街地再開発は調整中
一方、中心市街地再開発事業の関連費用は計上を見送りました。建築費の高騰の影響で、地権者で構成する組合の設立が約1年遅れる見通しとなったためです。事業完了時期も2031年度以降にずれ込む見込みです。
歳入は市税が過去最大を見込む
歳入面では、市税が574億6736万円(2025年度当初比2.4%増)と過去最大を見込んでいます。給与所得の増加や金融・保険業の業績堅調が背景にあります。小川市長は「福祉だけでなく、農業、まちづくりなど全体のバランスを心がけた」と述べ、包括的な市政運営の方針を示しました。



