ウクライナのゼレンスキー大統領は21日、情報機関である保安局(SBU)がロシア支配下のウクライナ南部ヘルソン州ヘニチェスク近郊にあるロシア連邦保安局(FSB)の司令部施設を攻撃したと発表した。この攻撃により、ロシア側の約100人が死傷したと主張している。
攻撃の詳細と背景
ゼレンスキー氏は、FSB司令部とされる建物を複数回攻撃し、その映像を通信アプリに投稿。建物が炎上する様子が確認できる。また、移動式防空システム「パンツィリS1」も破壊したとしている。攻撃の時期や方法については明らかにしていないが、ウクライナメディアによると無人機が使用されたとみられる。
ウクライナの継続的な攻撃姿勢
ゼレンスキー氏は今後もロシアの支配地域や領土への攻撃を継続する考えを示しており、今回の攻撃はその一環と位置づけられる。ウクライナはロシア占領地域での抵抗を強めており、情報機関による特殊作戦が重要な役割を果たしている。
ロシア側の反撃と被害
一方、ロシア軍は20日から21日にかけて、弾道ミサイルや無人機でウクライナ各地を攻撃。東部ドニプロペトロウスク州当局によると、子ども3人を含む19人が負傷した。ロシア側はウクライナのインフラや軍事施設への攻撃を継続しており、戦闘は激化の一途をたどっている。
国際社会の反応と今後の展望
今回の攻撃を受けて、国際社会からはウクライナの自衛権を支持する声が上がる一方、ロシアは非難を強めている。両国間の緊張は高まるばかりであり、和平への道筋は見えていない。ウクライナは引き続き西側諸国からの支援を求め、ロシアは軍事作戦を継続する構えだ。



