ラトニック米商務長官、エプスタイン氏との昼食認める 説明矛盾で辞任要求の声高まる
ラトニック長官、エプスタイン氏との昼食認め辞任要求

ラトニック米商務長官、エプスタイン氏との昼食を認める 説明の矛盾で辞任要求の声

米国のラトニック商務長官は、2026年2月10日に開催された上院歳出委員会の公聴会において、少女らの人身取引罪などで起訴された実業家ジェフリー・エプスタイン氏と、2012年に面会していたことを明らかにしました。この発言は従来の説明と食い違っており、与野党双方から辞任を求める声が高まっています。

公聴会での詳細な説明と弁明

ラトニック氏は公聴会で、エプスタイン氏が所有するカリブ海の島を家族と訪問した際の出来事について、「船に乗っていた時に彼と昼食を食べた」と具体的に説明しました。さらに、自身の行動について「いかなる点においても、全く悪いことはしていない」と強く弁明し、関係の正当性を主張しました。

従来の説明との矛盾と政治的反響

これまでラトニック氏は、ニューヨーク州の自宅が隣同士だった2005年にエプスタイン氏と会ったものの、嫌悪感を覚えて関係を絶ったと説明していました。しかし、司法省が公開した資料によりこの説明に矛盾が生じ、与野党から「辞任すべきだ」との批判が噴出していました。公聴会では民主党議員が「今の職務への適性に疑問を投げかけるものだ」と厳しく批判し、政治的な緊張が高まっています。

トランプ政権の擁護姿勢

一方で、トランプ政権はラトニック氏を擁護する姿勢を示しています。キャロライン・レビット大統領報道官は同日の記者会見で、「長官は重要な政権メンバーであり、大統領は全面的に支援する」と述べ、政権内での支持を明確にしました。この発言は、辞任要求に対する反論として注目されています。

エプスタイン氏は2019年に勾留中に死亡しており、事件は国際的な関心を集めています。ラトニック氏の説明の変更は、米国政治における透明性と説明責任に関する議論を再燃させており、今後の動向が注視されます。