NPT成果文書案が大幅短縮、8ページに 対立項目削除し採択目指す
NPT成果文書案が大幅短縮、8ページに

核拡散防止条約(NPT)の再検討会議において、21日に採択を目指す成果文書案の3度目の改訂版が参加国に配布された。この改訂版では、各国間で意見が対立する項目が一部削除され、全体のページ数が当初の13ページから8ページへと大幅に圧縮された。

削除された主な項目

削除された内容には、米国とロシア間の核軍縮合意や、新戦略兵器削減条約(新START)の失効に対する遺憾の意を示した項目が含まれる。また、ウクライナの国名を明記した部分も削られた。これらの項目は、参加国間の意見の相違が大きく、合意形成の障害となっていた。

採択に向けた背景

再検討会議は22日の閉幕を控えており、それまでに成果文書の採択を目指している。原則として5年に1度開催されるこの会議は、過去2回連続で成果文書の採択に失敗しており、今回3回連続の失敗を避けるために、内容を大幅に絞り込む戦略を取ったとみられる。

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会議では、核軍縮や不拡散に関する国際的な枠組みの維持・強化が議論されてきたが、各国の利害が複雑に絡み合い、合意に至るのは容易ではない。今回の改訂版が採択されるかどうかは、今後の国際的な核管理体制に大きな影響を与える可能性がある。

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