全国で自治体ホームページが閲覧不能に 東海3県でも相次ぐ障害発生
2026年2月25日、全国の複数の自治体において、公式ホームページが閲覧できない大規模な障害が発生しました。共同通信社の調査によると、群馬県や同県高崎市、茨城県水戸市、大阪府岸和田市、長崎市など、広範囲にわたる地域で影響が確認されています。
高崎市で市民からの問い合わせで判明 原因は不明
高崎市の担当者によれば、25日昼ごろに市民からの問い合わせを受けて障害が判明したとのことです。担当者は「現時点では原因が分からない」と説明しており、総務省は各自治体に対して状況の詳細な報告を求めています。
高崎市などのホームページシステムを提供している会社は、発生原因について「現在調査中であり、具体的な回答はできない」と述べています。この障害は、単一の自治体にとどまらず、全国的な規模で広がっていることが特徴です。
香川県丸亀市や福山市民病院でも影響
香川県丸亀市では、午後0時半ごろからホームページが閲覧できなくなりました。市の関係者によると、物価高騰対策事業の業者向け申請フォームへのアクセスが不可能になるなど、実務的な影響も生じたと報告されています。
広島県福山市の福山市民病院のホームページも同様にアクセス不能となりました。ただし、病院の担当者は「現時点では患者の対応に問題が起きたという報告は受けていない」と述べており、医療サービスへの直接的な影響は限定的であった模様です。
愛知・岐阜・三重の東海3県でも障害が相次ぐ
愛知県情報政策課の発表によると、25日午後5時半の時点で、同県内の尾張旭市、蒲郡市、高浜市、幸田町、蟹江町の計5自治体において、ホームページが閲覧できない状態が続いています。これらの自治体では、市民への情報提供が一時的に滞る事態となりました。
岐阜県では県公式HPを含む8自治体が影響
岐阜県では、25日午後0時半から同5時15分ごろにかけて、県の公式ホームページが閲覧不能に陥りました。原因は、県がホームページの開発を委託する事業者(松山市所在)を通じて提供されているサーバー機器の障害によるものです。
県の調査では、美濃加茂市、下呂市など3市5町の計8自治体でも、同様にホームページが閲覧できない事例が確認されました。これにより、県内の広い範囲で行政情報のアクセスに支障が生じています。
三重県では松阪市のみが報告 約6時間で復旧
三重県によると、25日午後6時過ぎの時点で、松阪市以外の県内自治体からはホームページの不具合に関する報告は寄せられていません。松阪市のホームページは午後0時半ごろに閲覧不能となりましたが、約6時間後に復旧したとのことです。
大垣市のサーバー障害が数百の提供先に影響
岐阜県大垣市に本社を置くインターネットサービス会社「ミライコミュニケーションネットワーク」が運営するサーバーが、25日にシステム障害を起こしました。このサーバーを利用する自治体や民間企業のホームページが一時的に閲覧できなくなるなど、最大で数百の提供先に影響が及んだと見られています。
今回の障害は、単一のサーバー問題が連鎖的に広がった可能性も指摘されており、自治体のデジタルインフラの脆弱性が浮き彫りになりました。総務省を中心に、原因の究明と再発防止策の検討が急がれています。



