大企業の社員や家族らが加入する健康保険組合の2025年度の収支は、全体で2417億円の黒字見込みとなった。黒字は2年連続となる。賃金の上昇で保険料収入が増えたことが大きく影響したが、平均保険料率も前年度から0.03ポイント増の9.34%となり、過去最高だった。
収入と支出の内訳
健康保険組合連合会(健保連)が29日発表した。経常収入は9兆7004億円で、前年度から4.7%増えた。経常支出は2.2%増の9兆4587億円。このうち、高齢者医療への拠出が3兆8859億円に上り、経常支出全体の約4割を占めた。
赤字組合と保険料負担
赤字見込みは、全1372組合の37.2%に当たる511組合だった。
賃金と保険料率の上昇で1人あたりの年間保険料も上がっており、25年度は前年度から3.6%増の55万9401円となり、過去最高だった。保険料は原則として企業側が半分を負担する。