ホンダ、米国にHV生産の新工場建設へ オハイオ州が候補
ホンダ、米国にHV生産の新工場建設へ オハイオ州候補

ホンダは、2030年にも米国にハイブリッド車(HV)などを生産する新工場を建設する方向で検討に入った。ホンダが従来から工場を多く構えるオハイオ州が候補となっている。HVなどの販売が好調な米国で、関税の影響を受けずに販売台数を伸ばす狙いがある。

米国は世界販売の4割を占める最大市場

ホンダにとって米国は世界販売の4割を占める最大の市場で、昨年度の販売台数は141万台だった。26年から北米市場に投入予定だった次世代電気自動車(EV)が販売中止となったが、HVの需要が強く、今年は前年に比べて販売が伸びているため、工場に増産の余地が少ないという。

関税政策で米国内生産の重要性高まる

ホンダは日本やカナダなどからも米国向けに輸出を行っているが、米国の関税政策の影響で利益が出にくい状況だ。今年8月には、米国が27年1月から、カナダから輸入する車に現状の2倍にあたる50%の関税をかける方針を発表し、米国内での生産の重要性はさらに高まっている。