日本銀行の増一行審議委員は14日、鹿児島市内で講演し、「景気下振れの兆しがはっきりとした数字で表れないのであれば、できる限り早い段階での利上げが望ましい」と述べ、早期の利上げに意欲を示しました。講演は非公開で、日銀がホームページで内容を公表しています。
「めったにない、難しい判断」
増審議委員は、混迷するイラン情勢について、「エネルギーの逼迫は景気の減速とともに、物価の上昇をもたらす可能性もある」と指摘しました。その上で、「各国の中央銀行は、めったにない判断の難しい状況に立たされている」と説明しました。前回の講演では「慌てて利上げするほどではない」と述べていましたが、今回は早期利上げの必要性を強調しました。
原油価格高騰の影響
原油価格の高騰に伴う物価上昇についても言及し、エネルギー価格の上昇が日本経済に与える影響を注視する必要があると述べました。増審議委員は、物価安定目標の達成に向けて、金融政策の正常化を進めるべきとの考えを示しました。
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