20日午前の東京株式市場で、日経平均株価(225種)は続落し、取引時間中に一時6万円を割り込む場面があった。これは約3週間ぶりの水準で、前日の米国株式市場で主要株価指数がそろって下落した流れを引き継いだ形だ。
米国株安の影響が波及
前日の米国市場では、インフレ懸念や金利上昇を背景にハイテク株を中心に売りが優勢となり、主要指数は大幅に下落。この流れを受けて東京市場でも朝方から売りが先行し、日経平均は一時1200円超下落して5万9200円台を付けた。取引時間中に6万円を割るのは、5月1日以来、約3週間ぶりとなる。
午前9時15分現在の状況
午前9時15分現在、日経平均は前日終値比811円97銭安の5万9738円62銭。東証株価指数(TOPIX)は38.03ポイント安の3812.64となっている。
売りの背景
市場関係者によると、決算発表が一服し、買い材料が出尽くしたとの見方から、ソフトバンクグループや東京エレクトロン、フジクラなど株価水準の高い銘柄に利益確定売りが広がった。特に半導体関連株の下落が目立ち、指数を押し下げた。
一方で、下値では押し目買いも観測されており、今後の動向が注目される。為替市場では円相場が1ドル=159円近辺で推移しており、輸出企業の業績に影響を与える可能性もある。



