関西経済連合会が新体制を構築、京セラと三菱UFJ銀から副会長を起用
関西経済連合会は2026年3月18日、新たな副会長として京セラの山口悟郎会長(70歳)と三菱UFJ銀行の堀直樹会長(65歳)を起用する人事を正式に決定しました。この人事は同日午後に発表され、5月に開催される定時総会後の理事会で正式に承認される予定です。関西経済界のリーダーシップ刷新として、大きな注目を集めています。
京セラ出身者の副会長就任は31年ぶりの快挙
山口悟郎氏は、2013年に京セラの社長に就任し、2017年からは会長を務めています。京セラ出身者が関西経済連合会の副会長に就任するのは、1994年から1995年にかけて務めた稲盛和夫氏以来、実に31年ぶりのことです。この人事は、京セラが関西経済界において再び重要な役割を担うことを示す象徴的な出来事として、業界関係者から高い評価を受けています。
三菱UFJ銀行の堀直樹氏も新たに副会長に
一方、堀直樹氏は大阪に本拠地を構えていた旧三和銀行の出身で、統合後の三菱UFJ銀行では副頭取を担当しました。2021年からは同行の会長を務めており、2026年4月1日付で特別顧問に就任する予定です。堀氏の起用は、金融界の重鎮として関西経済の発展に貢献することが期待されています。
現役副会長の退任により新体制が整う
今回の人事に伴い、現在副会長を務めている堀場製作所の堀場厚会長兼グループCEO(78歳)と、三菱UFJ銀行の園潔特別顧問(72歳)が退任します。これにより、関西経済連合会は新たな副会長体制を構築し、地域経済の活性化に向けた取り組みを強化する方針です。関西経済界の世代交代と戦略的な再編が進む中、今後の動向が注目されます。
関西経済連合会は、大阪・関西万博の開催を控えた2025年を前に、経済界の結束と成長を促進するため、この人事を通じて新たな風を吹き込もうとしています。地域企業の連携強化や国際競争力の向上が期待される中、山口氏と堀氏のリーダーシップがどのように発揮されるか、業界全体が注視しています。



