NTTデータ、税務書類を活用した中小企業支援サービスを2026年6月に開始へ
NTTデータが、税務書類を通じて中小企業の経営を支援する新サービスを開始することが、2026年3月30日に明らかになりました。このサービスは、税理士向けに提供されるクラウド型のプラットフォームで、中小企業の財務状況分析や業務課題の抽出を可能にします。
税理士経由で経営助言を提供、利用料は月額4万5千円から
サービスは2026年6月に開始予定で、利用料は月額4万5千円から設定されています。対象となるのは、年間売上高が数十億円未満で、専門の財務担当者を配置することが難しい中小企業です。金利上昇や原材料価格の高騰など、中長期の事業計画策定が困難な経営者に対して、身近な相談先である税理士を通じて支援を提供します。
具体的には、融資の借り換えや保険加入といった対策を提案し、経営課題への具体的な解決策を提示します。国税電子申告・納税システム(e-Tax)のデータを連携させるため、税理士による追加入力や書類作成は不要となり、業務効率化が図られます。
電子データを活用した財務分析と将来の拡張計画
このクラウドサービスでは、税務申告に使用される電子データを基に、企業の財務状況を詳細に分析します。これにより、経営上の弱点や改善点を迅速に特定し、税理士が効果的な助言を行えるよう支援します。
将来的には、クラウド上で収集された情報をさらに活用し、保険加入や金融機関への融資申し込みも可能な基盤へと発展させる計画です。これにより、中小企業の経営環境のさらなる向上が期待されています。
この取り組みは、税理士の業務を効率化しながら、中小企業の持続的な成長を後押しすることを目指しています。 NTTデータは、デジタル技術を駆使した新たなビジネス支援モデルとして、業界に大きな影響を与える可能性があります。



