アレンザホールディングス、コーナン商事との提携で業界首位を狙う戦略を発表
アレンザホールディングス(HD、本社:福島市)は12日、郡山市で取引先を対象とした経営方針説明会を開催しました。この場で、ホームセンター大手のコーナン商事(本社:大阪市)との資本業務提携の詳細や、2027年2月期までの経営方針について説明が行われました。
資本業務提携の背景と狙い
浅倉俊一会長兼最高経営責任者(CEO)は、提携に至った背景を明らかにしました。ホームセンター市場では、上位5社が約6割のシェアを占める寡占化が進み、ドラッグストアやEC販売との競争が激化している現状を指摘。この厳しい環境下で、「企業として存続し続けるため、次の時代を見据えたチャンスと捉えた」と述べ、提携の意義を強調しました。
提携により、アレンザHDは業界売り上げ1位を達成できる見込みです。さらに、プライベートブランド(PB)商品の開発強化や物流網の共同活用など、相乗効果が期待できるとしています。
2027年2月期の経営方針
和賀登盛作社長は、2027年2月期に向けた具体的な経営方針を紹介しました。主なポイントは以下の通りです。
- PB商品の売り上げ構成比を、現状の約16.5%から3カ年計画で30%以上に引き上げることを目指します。
- デジタル技術を活用した販売促進活動に積極的に挑戦し、顧客接点の拡大を図ります。
グループ全体の連携強化
説明会では、ダイユーエイトの柳沼忠広社長をはじめとするアレンザHD傘下4社の社長も、それぞれの経営方針を説明しました。また、アレンザHDの親会社であるバローホールディングス(本社:岐阜県多治見市)の田代正美会長兼CEOも講演を行い、グループ全体での協力体制をアピールしました。
この提携と新たな経営方針は、競争が激化するホームセンター市場において、アレンザHDが持続的な成長を実現するための重要なステップと位置付けられています。



