大谷翔平選手の偽グッズ販売容疑のルミーテックが破産手続き開始、横浜地裁が決定
大谷偽グッズ販売のルミーテックが破産手続き開始

LED照明販売会社ルミーテックが破産手続き開始、大谷翔平選手偽グッズ販売容疑が追い打ち

帝国データバンク横浜支店の発表によると、照明販売会社「ルミーテック」(本社:横浜市港北区)が横浜地方裁判所から破産手続き開始決定を受けたことが明らかになった。決定日は3月2日付で、負債額については現在調査中とされている。

事業内容と業績推移

同社は2012年に設立され、「ルミーテック」ブランドのLED照明販売を主力事業として展開していた。事業内容は多岐にわたり、相手先ブランドによる製品生産(OEM)、パソコンをはじめとする家電製品の販売、さらには節電工事なども手がけていた。LED照明製品は中国を中心とした協力会社で製造され、主にインターネットを通じて販売されていた。

ネットショップでのランキング上位やレビュー数の増加を背景に、2016年12月期には売上高が約6億6800万円に達するなど、一時は順調な成長を見せていた。しかし、その後は同業他社との競合が激化し、価格面での優位性を維持できなくなったことで減収基調に転じた。

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2020年12月期には売上高が約4億200万円まで減少し、4期連続で大幅な赤字を計上。債務超過状態に陥り、経営状況が深刻化していた。

大谷翔平選手偽グッズ販売容疑による信用失墜

こうした経営悪化の最中、同社とその代表者は2024年12月、米大リーグ・ロサンゼルス・ドジャース所属の大谷翔平選手の偽造ユニホームなどを販売した疑いで、商標法違反(商標権侵害)容疑により神奈川県警察に書類送検された。

この事件は同社の信用に深刻な打撃を与え、取引先や顧客からの信頼を大きく損なう結果となった。偽グッズ販売容疑が明らかになったことで、既に厳しかった経営環境がさらに悪化し、破産に至る一因となったと見られている。

同社の破産手続き開始は、LED照明業界における競争激化に加え、不適切な商行為が企業存続に与える影響を改めて浮き彫りにする事例となった。今後の手続きでは、債権者への対応や資産整理が進められる見込みだ。

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