牛久市の食育キャラクター「野菜オーケストラ」が10年目で新メンバーを迎える
茨城県牛久市で展開されているユニークな食育プロジェクト「USHIKU野菜オーケストラ」に、このほど新たなキャラクターが加わりました。新メンバーはコマツナとゴボウの2種類で、これにより野菜オーケストラのキャラクターは合計17種類に拡大しました。市はこの取り組みを通じて、子どもたちを中心に野菜への親しみを深め、健康増進につなげることを目指しています。
野菜オーケストラの誕生と10年目の節目
野菜オーケストラは、牛久市食育推進委員会栄養士部会が2015年に企画し、誕生しました。当初は市内で生産量が多いダイコンやハクサイ、サツマイモなど15種類の野菜を楽器奏者に見立てたキャラクターを作成。野菜を題材にした楽しいイメージで、食育の推進を図ってきました。
今回の新キャラクター追加は、野菜オーケストラ誕生から10年が経過した節目を記念して実施されました。キャラクターのイラストは公募により選ばれ、名前は市内の子どもたちが考案。地域の子どもたちのアイデアが反映される形で、より親しみやすいプロジェクトとなっています。
新キャラクター「こまつりちゃん」と「ごぼリーナ」の魅力
新たに加わったキャラクターは、それぞれ個性的なプロフィールを持っています。
- こまつりちゃん:コマツナをモチーフにしたキャラクターで、鉄琴を担当。名前の由来はコマツナの「小松」に、音楽的な響きの「り」を加えたものです。栄養素としてビタミンCやカルシウムが豊富で、明るく元気な性格が特徴です。
- ごぼリーナ:ゴボウをイメージしたキャラクターで、トライアングルを演奏。名前はゴボウの「ごぼ」に、優雅な印象の「リーナ」を組み合わせました。食物繊維が豊富で、落ち着いた穏やかな性格として描かれています。
各キャラクターには、栄養素や性格、名前の由来などが詳細に設定されており、教育現場で活用しやすい内容となっています。
市のホームページで公開される多彩なコンテンツ
牛久市の公式ホームページでは、野菜オーケストラの全キャラクター画像に加えて、2017年に発表されたテーマソングも公開されています。このテーマソングでは、各野菜の栄養素や特徴が楽しく紹介されており、子どもたちが自然と野菜の知識を学べる仕組みになっています。
市健康づくり推進課の担当者は「野菜オーケストラを学校や家庭だけでなく、職場でも活用してもらい、幅広い世代が野菜に親しむきっかけにしてほしい」と話しています。このプロジェクトは、単なるキャラクター作成にとどまらず、地域の農業振興と健康増進を結びつける総合的な食育活動として展開されています。
今後の展開と地域への期待
牛久市では、野菜オーケストラを活用したさまざまな食育プログラムを計画しています。学校給食の時間でのキャラクター紹介や、地域のイベントでの啓発活動など、多角的なアプローチで野菜消費の促進を図る方針です。
また、市内で生産される野菜のPRにもつながるため、地産地消の推進にも貢献することが期待されています。野菜オーケストラのキャラクターたちは、牛久市の農業の豊かさと食の重要性を伝える大使として、今後も活躍を続けていくことでしょう。



