大東銀行は15日、2026年3月期の連結決算を発表した。純利益は16億8千万円(前期比26.3%増)となり、15期連続の黒字を達成した。売上高にあたる経常収益は154億9900万円(同17.1%増)、経常利益は24億9300万円(同23.6%増)と、増収増益を実現した。
増益の要因と貸出金の拡大
増益の主な要因は、貸出金利息などの資金運用収益が増加したことにある。貸出金残高は前期比326億円増の7千億円と過去最高を更新し、初めて7千億円台に乗せた。総預金と預かり資産残高の合計も過去最高の9713億円(同350億円増)となり、これらの増加分が利益に貢献した。
健全性と収益性の指標
経営の健全性を示す連結自己資本比率は11.02%(前期比0.02ポイント減)と微減したが、第二地銀の平均値(9.65%)を大きく上回っている。また、本業の収益力を示す単体のコア業務純益(投資信託解約損益を除く)は27億8200万円(前期比5億100万円増)と堅調だった。与信関連費用は1億4800万円(同2億3600万円減)と大幅に減少し、収益を押し上げた。
配当と今期見通し
業績が当初予想を上回ったことを受け、期末配当は2年連続の増配で1株当たり40円とする。2027年3月期の連結業績は、経常利益25億円、純利益16億円を見込んでいる。



