広島大学が12億円のVCファンド設立 スタートアップ支援で地域経済活性化へ
広島大が12億円VCファンド設立 スタートアップ支援で地域活性

広島大学が12億円規模のベンチャーキャピタルファンドを設立 スタートアップ支援で地域経済の活性化を推進

広島大学は3月26日、県内大学発のスタートアップ(新興企業)を支援するためのベンチャーキャピタル(VC)が第1号ファンドを設立したことを正式に発表しました。この取り組みは、大学の研究成果を活用した新興企業に対し、起業後も継続的な支援を提供することで事業化を後押しし、ひいては地域経済全体の発展につなげることを目的としています。

広島銀行や三菱UFJ信託銀行などが協力 総額12億円弱の出資を実施

ファンドの設立には、広島銀行や三菱UFJ信託銀行、共同通信社など複数の機関が参加し、総額12億円弱を上限とする出資を行っています。ファンドの運用期間は10年間を予定しており、長期的な視点に立った支援体制が整えられました。ファンドの名称は「ひろしまインキュベーション&キャピタル」と命名され、既に今年1月7日付で組成が完了しています。

健康医療やAI、エネルギー分野を重点投資対象に 5~8社への出資を計画

投資対象となる分野は、健康医療、人工知能(AI)、エネルギーなど、現代社会が直面する重要な課題に取り組む領域に焦点が当てられています。具体的には、広島大学の研究者や学生が設立した会社を中心に、5社から8社程度への出資を想定しているとのことです。この選択は、大学の強みを活かしたイノベーション創出を促進する戦略的な方針に基づいています。

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将来的には中国・四国地方全体の大学発新興企業も支援 地域連携を強化

さらに、将来的な展望として、広島大学だけにとどまらず、中国・四国地方の他の大学から生まれる新興企業を支援するファンドの設立も計画されています。これにより、地域全体のイノベーションエコシステムの構築と強化が期待されます。広島大学の越智光夫学長は記者会見で、「日本全国や世界に向けて羽ばたいていくスタートアップを生み出していきたい」と意気込みを語り、大学が地域経済の成長をけん引する役割を果たす決意を示しました。

このファンド設立は、大学の研究成果を社会実装に結びつける重要な一歩であり、地域経済の活性化に寄与することが期待されています。広島大学は、産学連携を深化させながら、新たな雇用創出や技術革新を通じて、持続可能な地域発展モデルを構築していく方針です。

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