東北3地銀の統合協議に地元から期待と注文の声、七十七銀の反応は
東北3地銀の統合協議、地元から期待と注文の声

青森みちのく銀行、岩手銀行、秋田銀行の3行が経営統合に向けた協議を始めた。統合が実現すれば東北地方で最大手の地銀グループとなる見通しで、地元からは期待と注文の声が上がっている。

地元からは期待と注文

3行が協議開始を発表した2日、青森市中心部にある青森みちのく銀行の支店で入金した桜庭電気の会長、桜庭勇三さん(82)は「規模が大きくなっても、不便にならなければ問題はない。銀行がつぶれる心配は減るのでは」と前向きに受け止めた。

青森県商工会議所連合会の倉橋純造会長は「県境を越えた販路開拓や人材交流など、より一層の可能性が期待される」としつつ、「県内の事業者への支援が手薄にならないよう、地域に根ざした金融機関としての役割を引き続き果たしていただくことが重要だ」とのコメントを出した。

秋田でも反応広がる

秋田銀行の本店がある秋田市では、ATMを利用していた50代の市職員が、統合で新しい銀行名をつけるなら「頭文字をとってAIA銀行。語感がいい」と提案した。

秋田県の鈴木健太知事は2日に開かれた県議会予算特別委員会総括審査で、3行の経営統合に向けた協議について「そういう時期になったかと思います」と所感を述べた。議会後には「北東北における急速な人口減少への対応など、将来に向けた経営基盤強化のための決断と受け止めている」とするコメントを発表した。

沼谷純・秋田市長は「中小事業者によりきめ細かに寄り添い、秋田の産業や経済を力強く支えていただきたい」とコメントした。

ライバル七十七銀の反応

他行と統合する可能性について、ライバルである七十七銀行の反応が注目される。

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