セコム、カスハラ対策アプリ開発 ワンタップで録音・通報、10月1日から提供
セコム、カスハラ対策アプリ ワンタップで録音・通報

セコムは、客からの理不尽な要求などの「カスタマーハラスメント」を受けた従業員が、操作一つで音声の録音を始められ、上司への通報も簡単にできる専用アプリを米アップルと協力して開発した。事業主による対策が義務づけられる10月1日から法人向けに提供を始める。

アプリの機能と特徴

アプリを使ったサービス全体を「セーフアシスト」と名づけている。勤務中の従業員がiPhoneやアップルウォッチでアプリを立ち上げておき、カスハラを受けたらワンタップして録音スタート。さらに3秒長押しすると、あらかじめ複数登録できる上司に通報が届く。上司は、従業員の居場所や音声をリアルタイムで把握できる。上司が直ちに対応できないときは、セコムに警察への通報を依頼するサービスもつけられる。

開発経緯と料金

本業の警備サービスでは訪問先で夜間にトラブル対応が起きることもあり、セコム自身も出先で孤立しがちな従業員へのカスハラ対策に力を入れてきた。このアプリは昨年から実証実験を繰り返し、カスハラ対策義務化と同時のサービス開始にこぎつけた。大手金融機関や小売企業などからすでに引き合いが来ているという。月額利用料だけで使え、50~999人なら1人当たり1320円(税込み)など。

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