モーター大手のニデック(旧日本電産)は24日、主要子会社のニデックインスツルメンツ(長野県下諏訪町)の社長に、富士フイルム出身の友納睦樹氏(67)が就任した、と発表した。この子会社をめぐっては、モーター製品の品質不正に関してグループ全体で認定された844件の不正のうち約7割が集中していた。
信頼回復に向けた社長交代
ニデックインスツルメンツでは、社長交代の理由について「信頼回復に向けたスタートとするため」としている。就任は24日付。友納氏は富士フイルムブラジル法人の中南米地域統括本社社長や富士ゼロックス(現・富士フイルムビジネスイノベーション)執行役員などを経て、9月にニデックの顧問に就任していた。
品質不正844件のうち585件が集中
ニデックは今月上旬、グループの品質不正の疑いに関する外部調査委員会の報告書を公表。判明した844件の品質不正のうち585件がニデックインスツルメンツで行われていたことが明らかになっている。