産業機械大手の三菱化工機と月島ホールディングス(HD)は30日、2027年4月に経営統合を行い、持ち株会社「三菱月島化工機HD」を設立すると発表した。持ち株会社の2035年度の売上高について、現状の両社合計の約1.5倍にあたる3500億円まで拡大することを目指す。
両社の強みを組み合わせ社会課題に対応
三菱化工機は遠心分離機や清浄機などの製造を主力とする一方で、月島HDは汚泥処理の設備など水関連事業に強みを持つ。両社の製品を組み合わせた提案を顧客に行うことで、インフラの老朽化などの社会課題への対応を加速させる。
記者会見で両社長が抱負を語る
30日に東京都内で開いた記者会見で、持ち株会社の会長に就任する三菱化工機の田中利一社長は「日本企業は一緒に手を組まないとグローバルで難しくなる。資源を組み合わせれば、相乗効果がある」と話した。社長に就任する月島HDの川崎淳社長は「三菱化工機の製品は非常に魅力的。足元の営業活動でもやれることがたくさんある」と述べた。